問題文(選択肢も含む)が長い場合には,正解は後ろの方の選択肢にあることが多く,逆に問題文が短い場合には,正解は前の方の選択肢にあることが多いようです。
時間が足りなくなった場合には,長い問題は後ろの方に,短い問題は前の方にマークすると,正解の確率が若干高くなるでしょう。
出題者は,苦労して作った問題なので全ての選択肢を検討してほしいと思っているようです。受験者は,長文の問題では早くけりをつけたいと言う感情が無意識に働き,前の方を正解と判断したら最後まで読まないことが予想されます。そのため,出題者としては,どうしても後ろのほうに正解を置きたくなるようです。
なお,短文の問題では,バランスをとるためか,前のほうに正解が多くなる傾向があるようです。もしかすると,「短ければ,受験者は一応全て検討するだろう。」という出題者の深層心理もあるからかもしれません。 これらの原因は,「受験者は前から順に検討していく。」という前提に立つためと思われます。
これを逆手にとるテクニックもあります。
問題文が長い場合には,後ろから選択肢を検討してみてください。
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